
貴女の今の気持ちは充実していますか?
日々の中に笑う時間はありますか?
疲れた時に自分を癒せるものを持っていますか?
女性は昔から商品としての目線をテレビや雑誌などのメディア情報、または男性目線の会話から、知らずに植え付けられて育ちます。
「女性は美しくなければ価値がない」、「若いうちが華」など、どこかで耳にしたことがある方もいると思います。
海外では若い女性よりも大人の女性の魅力を語る男性が多いですが、日本ではなぜか若い女性にばかりフォーカスを当てて、さらにその中で美しい人、スタイルのいい人が素晴らしいと取り沙汰されることが多いです。
特に水商売や風俗、パパ活など女性の性を象徴する世界に行くとその傾向は顕著に出ます。
女性にとって、なんとも生きづらい時代です。
あまりに周りの目を気にしてしまうと、美容整形中毒になってしまう方や、スタイルを意識しすぎて摂食障害になってしまう人もいます。行き過ぎた美の情報が女性の中の美意識のハードルを著しく挙げてしまい、それに追いつけない人が苦しんでいるのです。
また、そういった方たちの傾向にあるのは、人の評価でしか満足を感じないという価値観になってしまっているということです。
自分の価値を他人の評価で決めてしまうと、たった一人から言われた悪口や酷評が忘れられず固執してしまいます。その固執は執着になり、貴女の心にこびりついて離れなくなります。そうなると本来、あなた自身が気にしていないところまで気になるようになり、醜形恐怖症のような症状に悩まされることになります。
そこまで心を囚われてしまったら中々自分で気づいての改善は難しいです。

もう一度、鏡を見て、自分の顔や身体で好きな所を探してみて下さい。
そしてその好きな部分を活かせるメイクや恰好を意識してみてはいかがでしょうか?
案外と「悪くない」という気分になります。
いろいろなタイプの人がいることが当たり前の世界ですが、今はとにかく流行りの顔や美しい人を目標に顔やスタイルまで変えようとしている人が急増しています。
けれど、その人と同じ顔やスタイルになったからと言って、貴女の心が満たされるかというとそうではなかったりします。
ちなみに交際倶楽部やデートクラブにいる男性は女性のカラーを大事にしている方が多いように感じます。
もちろん、美しい人がモテるのはこの世界の常ですが、優しい雰囲気のある女性の方が男性から声を掛けてもらっていることが多いようにも感じます。

心が囚われて自由がない状態は健全とは言い難いです。男性もただ美しいだけの人より、貴女だけの色気や雰囲気が確立されていると、そこに惹かれて夢中になることが多いです。
反対に、どんなに美しくても自分の中身というものがないと、早く飽きられてしまうことが多いようです。
男性だけを意識した自分づくりではなく、自分なりの良さを生かした美しさやスタイルで、自信を持っている女性になる方が人の評価に左右されずに心の充実度や幸せ度は高いのかもしれないですね。
過剰に美へのこだわりを感じた時は少し落ち着いて鏡を見て下さい。
大切なことは貴女が常に幸せそうな顔をしていることなのです。
自然に長く愛される女性になることが選ばれる女性への近道かもしれません。