ありがとうと言い合える関係

銀座クリスタル倶楽部では、日々、さまざまなお問合せをいただきます。利用の仕方や、その目的もまた、会員様によってさまざまです。
しかし、それぞれ探していらっしゃる人物像が異なっていたとしても、求めているものに共通するものがあります。
それは、「愛情」です。

交際クラブを利用されている方は、男女問わず、日常では得られない幸福感を求めていらっしゃる方がほとんどです。
それは、孤独感や寂しさといった感情が、宿唖のようにまとわりつく現代人にとっては、なおさらではないでしょうか。
いくつになっても、どんな幸せを得ても、はたと気が付いた時に、言いようもない寂しさがこみあげてくるのは、誰だって同じことだと思います。
そんな気持ちを、生まれも育ちも境遇も違う赤の他人に癒してもらうことを期待しても、誰も責めることはできません。
それは交際クラブだけではなく、人と人との関係性の中で、同じことがいえるのではないでしょうか。
ですが、そういった愛情を求めるあまり、相手の「犠牲」で、気持ちを確かめようとしたことはありませんか?
交際クラブを介して出会ったお二人の間で、起こる気持ちのすれ違いの一つに、「期待しすぎる」といったものがあります。
「自分は、このくらい相手に尽くしたんだから、自分に対しても何かしてくれるだろう」という気持ちです。
これが裏切られてしまうと、たちまち「自分はこれだけしてあげたのに・・・」と、残念な気持ちになってしまう場合があるのです。
しかし、これは相手の方からすると、寝耳に水なことだったりするのです。
少なくとも「自分がしたくてやったことだから」とは言いつつも、気持ちのどこかでは、「ありがとう」って言葉や気持ちが欲しいといったところまでは、理解を得られると思います。
ですが、それ以上に、感謝の気持ちや相手からのサービスを望むことは、相手へ無理をさせる「犠牲行為」を強いることになってしまうかもしれません。
そういったことが一度でも起こると、今後は「ありがとう」と素直に喜ぶことができなくなります。
「この好意を受け取ってしまったら、また何か言われてしまうのかな」としか、思えなくなりますから。
愛情は目に見えないものです。
自分が愛されていることの証明に、相手の気持ちを確かめたくなることは、仕方のないことかもしれません。
より良いお付き合いとは、本来、お互いが相手のために尽くすことによって、幸せの相乗効果を生み出せるような関係のことを指すのではないのでしょうか。
何かしてくれたことに対して、心から「ありがとう」と言い合える間柄を築くことが、最も尊い関係なのかもしれません。

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